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教育問題の難しいバランスについて

従来の教育問題の中には、大きな問題として2つの問題がありました。
一つは、スパルタ的な教育方法であり、子供達を競争させ、高い才能のある子供に高い評価を与える教育内容でもあったのです。
ただし、落ちこぼれも現れやすくなり、自分の存在価値を見失う中で、反社会的な行動に走る子供を増やす結果ともなりました。
授業について行けないストレスから、自らの命を絶つ子供も現れ、大きな教育問題になりました。
そこで現れた新たな教育方針は、ゆとり教育です。
授業内容を減らし、沢山の知識を植えつける教育を改め、独自の個性に評価を置く教育方針も採用されました。
その結果、ゆとり教育を受けた子供達が大人になり、集団の組織を大切にする社会人としての力量が身につけておらず、集団生活になじめなく、孤立する若者を増やす結果ともなったのです。
教育の不足は、社会に必要な知識も入っていない状況も増えており、社会の問題としての教育問題とされています。
この二つの教育問題は、相反する内容であり、バランスを取るのが最も望ましい方法かもしれません。

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