西村孝司(にしむら・たかし)プロフィール
免疫学者。北海道大学遺伝子病制御研究所 免疫制御分野 教授。1953年、道南の木古内町に生まれ、東北大学大学院薬学科研究科を終了したのち米国ハーバード大学医学部ダナファーバ癌研究所に留学。東海大学医学部助教授、同大学医学部遺伝子工学・細胞移植研究センター次長等を経て1999年より現職。2010年8月、人間の病気への抵抗力を高める免疫療法の見地から、新しいがんのワクチンを開発、現在その人体への検証実験を進めている。また2006年にNPO法人イムノサポートセンターを設立し、理事長に就任。「イムノリゾート構想」実現を目指し、食・健康・環境・医療と観光を結びつけた「ライフスタイルイノベーション」や「ヘルスツーリズム」を提唱。
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| 演題「食と健康・環境・医療」〜体内環境の改善を目指して〜 より |
豊かな自然環境と健康に良い美味しい食材、清らかな水、豊富なエネルギー溢れる大地・北海道。素晴らしい大地・北海道で生まれた食材「黒千石」と、西村教授との出会いがありました。
この幻の黒千石との出会いにより研究が行われ、2008年、西村教授は「黒千石」に免疫バランス調整機能があることを発表。7種類の豆と比較研究した結果、黒千石にだけ、リンパ球を刺激してがんへの免疫力を高める「インターフェロンγ(がんま)」を誘発する物質が存在することが発見されました。
Th1細胞により産生される「インターフェロンγ」はウイルスや細胞内抗原の除去、自己免疫疾患の発症、抗腫瘍免疫を担う細胞性免疫などに関与しています。
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| グラフ:各黒豆の不溶性画分で刺激したマウス脾臓細胞からのIFN-γ産生 |
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